第50回総合研修会

聖号十念 会員の皆様におかれましては、平素より全国浄土宗青年会の活動に対しまして格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。 この度、大本山増上寺第89世御法主 小澤憲珠台下御親修のもと、第50回総合研修会を開催いたします。「勧信求往-ともに信じ 共に歩む-」と いう活動テーマに基づき、研修➀では全日本仏教青年会第18代理事長に加え、日本人として初めて世界仏教徒青年連盟(WFBY)の会長にも 就任された現職の村山博雅師、研修 ➁では開宗850年を記念し、大本山増上寺安国殿奉安の徳川家康公像を新たに制作された大佛師・松本明観師、研修➂では過去1300年で2人目となる「大峯千日回峰行」の満行者であり、「四無行」や「八千枚大護摩供」といった数々の荒行も達成された大行満大阿闍梨・塩沼亮潤師をご講師に招聘し、青年僧の未来や伝統継承の意義、さらには修験道を経てたどり着いた達観の境地と“苦”への向き合い方について学び、共々に研鑽を重ねてまいりたく存じます。 ご法務ご多端の折とは存じますが、本研修会が全国の同信同行とのつながりの中で自らの信を深め、互いの信を勧め合う一助となれば幸甚でございます。万障お繰り合わせ、またお誘い合わせの上、奮ってご参加くださいますよう謹んでご案内申し上げます。 至心合掌 第28期全国浄土宗青年会 理事長 杉山裕俊

全国浄土宗青年会  会員向け 

主催全国浄土宗青年会
日時2025年03月06日(12:00〜17:30)
対象会員向け
会場大本山増上寺
住所東京都港区芝公園4-7-35
会費5,000円
第50回総合研修会案内(表)
第50回総合研修会案内(裏)
研修➀
「菩薩道の実践と仏教徒共同体の構築 ~仏教青年会活動の様々な可能性~」
世界仏教徒青年連盟会長 村山博雅 師
1971年大阪府生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。愛知学院大学大学院文学研究科宗教学仏教学博士課程前期修了。
曹洞宗大本山永平寺僧堂本科修了。幽谷山洞雲寺住職。
大阪府仏教青年会会長や大阪曹洞宗青年会会長等を歴任され、2011年に全日本仏教青年会第18代理事長を務められた後、2018年に日本人として初めて世界仏教徒青年連盟会長に就任、現在2期目を迎える。その他、世界仏教徒連盟執行役員/青少年委員会委員長/日本センター運営委員、大阪府佛教会本部役員、曹洞宗国際布教審議会委員、近畿管区教化センター布教師、大阪府宗務所第四教区長等の要職を務められ、「仏教徒共同体」という世界観のもと、国際社会における菩薩道実践の重要性を提唱されている。

研修➁
「大佛師の心構え −徳川家康公像制作秘話−」
大佛師 松本明観 師
1967年京都市生まれ。京都市立銅駝美術工芸高等学校彫刻科卒。1987年、松本明慶工房に入門。2000年、第39回京都佛像彫刻展にて史上初の京都府知事賞・京都市長賞をW受賞し、「明観」の号を拝受。2002年、和歌山県・紀三井寺より「大佛師」の号を拝命。
2004年、伝統工芸士に認定された後も、京都佛像彫刻展にて中外日報賞、京仏壇・京仏具技術コンクール展にて京都市長賞/京都商工会議所会頭賞/京都府中小企業団体中央会会長賞等をはじめ、数々の受賞歴有り。2019年、京都佛像彫刻家協会会長に就任。2023年、TBS(毎日放送)「情熱大陸」に出演。2024年、東京都・大本山増上寺に徳川家康公像を納め、親子三代で「大佛師」の号を拝命。

研修③
「人生生涯 小僧のこころ」
大阿闍梨 塩沼亮潤 師
1968年宮城県仙台市生まれ。過去1300年で2人目となる、1日48kmの険しい山道を千日間歩き続ける「大峯千日回峰行」を満行。
その後、9日間の断食・断水・不眠・不臥の中、20万編の御真言を唱え続ける「四無行」を満行する。また、百日間の五穀断ち・塩断ち
12月に「塩沼亮潤 大阿闍梨基金~ともに寄り添うプラットフォーム~」を創設。
著書は『くらしの塩かげん』(世界文化社)、『寄りそう心』(プレスアート)、『幸いをいただきましてこのひとときを大切に』(幻冬舎)、『人生生涯 小僧のこころ』(致知出版)他多数。

添付ファイル

ファイル名
第50回総合研修会案内