台風16号による高潮・大雨災害

 平成16年8月30日、台風16号による高潮及び大雨により、香川県、宮崎県、愛媛県及び岡山県において住家に多数の被害が生じたこと、また、宮崎県東臼杵郡椎葉村にて、多数の被災者が生命又は身体に危害を受けるおそれが生じ、避難して継続的に救助が必要となっていることから、香川県、宮崎県、愛媛県及び岡山県は災害救助法の適用を決定した。(H16.9.3現在)

災害発生日2004年08月30日
報告更新日2004年10月06日
リンク厚生労働省 社会・援護局 報道発表資料
【対応の概要】
 被災状況など情報の収集を行い、救援基金から2ヶ所に義捐金各50万円を送付した。

【全浄青・各地浄青の対応経過】 (全浄青に連絡あったものを掲載しています)
日付 経過
9/ 1
■全浄青事務局内にて対策会議。

9/ 2
■執行部より岡山浄青 椋梨会長に電話にて状況確認。
■南海浄青・愛媛浄青より支援要請。
■執行部にて、前回の台風15号災害との関連を含め対応検討。南海・愛媛浄青に対し、前回の義捐金寄託の保留を要請。

9/ 3
■南海浄青 岡本会長・愛媛浄青 那須会長より、中四国ブロック内にての救援活動を模索中との報告。
■南海浄青事務局横江上人より、香川県での高潮被害の現状報告。
■執行部にて検討の結果、救援基金より南海教区に対し50万円の義捐金を新たに送り、前回の台風15号災害時の義捐金50万円を合わせた100万円を、南海浄青の裁量にて活用してもらうように依頼。
■愛媛浄青には、前回送った義捐金を今回にも活用してもらうよう依頼。
■岡山教区に義捐金送金決定。
■宮崎県へは現在のところ保留。
■救援基金から義捐金(50万円)を、南海浄青に寄託。

9/ 6
■愛媛浄青の手により、愛媛県新居浜市に全浄青義捐金を寄託。
■愛媛浄青の手により、愛媛県大洲市に全浄青義捐金を寄託。

9/ 9
■南海浄青の手により、香川県災害窓口・日本赤十字社香川県支部に全浄青義捐金を寄託。

9/10
■救援基金から義捐金(50万円)を、岡山浄青に寄託。

10/ 2
■岡山浄青椋梨会長より、状況報告届く。
「被害状況は、県内十二市町で床上浸水が四千九百十八戸、床下浸水が六千二百五戸、屋根の破損が百八十件、死者一名。被害額は二十四億二千万円とのことです。下付頂いた基金に教区浄青の災害積立金を加えて直接住民に被害があった九市町に訪問し手渡し致しました。」

「昨日また台風が通過しましたが、前回の教訓が生きており、岡山では大きな被害は聞いておりません。」

H16.9.30付 礼状より抜粋