広島県大雨被害

7月12日からの大雨により、広島県呉市において土石流が発生し、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じ、避難して継続的に救助を必要とすることから、広島県は災害救助法の適用を決定した。(H22.7.17)

 7月16日の大雨による被害により、広島県庄原市において多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じ、避難して継続的に救助を必要とすることから、広島県は災害救助法の適用を決定した。(H22.7.17)

 7月12日からの大雨により、広島県世羅郡世羅町において土石流等が発生し、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じ、避難して継続的に救助を必要とすることから、広島県は災害救助法の適用を決定した。(H22.7.21)

災害発生日2010年07月12日
報告更新日2010年08月08日
リンク厚生労働省 社会・援護局 報道発表資料(H22.7.17)
リンク厚生労働省 社会・援護局 報道発表資料(H22.7.21)
 全浄青の救援基金から義捐金送付を決定しました。
 現在、広島教区浄土宗青年会様に協力を要請して被災状況など情報の収集を行っています。

(以上 平成22年7月17日 報告)


 全浄青の救援基金から呉市、庄原市の被害に対し義捐金をそれぞれに20万円、あわせて40万円を広島教区浄土宗青年会様に預託し、広島教区浄土宗青年会様よりそれぞれの被災地へ寄託いただきました。


広島教区浄土宗青年会様より報告をいただきました。

 全国浄土宗青年会様

 このたびは全浄青の救援基金より広島県大雨被害に対して義捐金40万円を拠出いただきまして誠にありがとうございました。
 うち20万円は庄原市災害対策本部の口座に送金致しました。
 残り半分の20万円は7月26日(月)、呉市(市役所)福祉保健部福祉保健課の担当課長へ義捐金を寄託いたしました。担当課長より感謝のお言葉を頂戴し、また、全浄青からの義捐金は、今回の大雨による被災者の生活救援のためにご活用いただける旨を伺いました。
 今回の大雨被害では、災害救助法が適用されたことにより、国と広島県から被災地区での最低限度の生活復旧の対策に対しては費用補助が受けられるそうです。
 しかし実際に元のような生活が安心して送れるように復旧するための対策費用については、呉市が相当額を負担することになるようです。
 現在も呉市内の詳細な被災状況を確認中だそうで、まだ届いていない被害報告が実際にはたくさんあるそうです。また、復旧の対策については少しずつ着手をしはじめたところで、河川や側溝などに大量の土砂が流れ込んだままになっている箇所が数多くあるそうです。そのため、もし今後も同じような大雨に見舞われることがあると、再び被害が出る可能性が高いので、安心して生活できる状況まで復旧するには相当な時間がかかるだろう、というお話でした。
 以上、広島県呉市大雨被害への義捐金寄託についてご報告申しあげます。

浄土宗広島教区青年会   佐伯拓哉


広島教区浄土宗青年会より呉市福祉保健部福祉保健課へ寄託いたしました。

 また、全浄青の救援基金から世羅町の被害に対し義捐金10万円を追加して広島教区浄土宗青年会様に預託いたしました。

(以上 平成22年8月7日 報告)

広島教区浄土宗青年会様より新しい報告をいただきました。

聖号
 お忙しくされていることと存じます。
 追加の10万円に関しましては世羅町災害対策本部宛に振り込みさせて頂きました。
 なお、広島浄青の会員2名が庄原市にボランティア活動に参りましたので以下添付します。

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 7月30日(金)に会員2名で庄原市の災害救援ボランティア活動に参加しました。
 8時半に救援ボランティアセンターで受け付けをすませ、数日前まで道路が寸断されていた庄原市西城町大戸地区まで車で移動し、9時から15時半まで土砂の撤去作業に従事しました。
 当日の作業は、床上浸水した住宅の中に流れ込んで堆積した土砂等の撤去作業でした。作業場所の家では床上浸水により使えなくなった畳を撤去して床を剥ぐってありました。
 私たちはスコップで土砂を掘り起こして一輪車で運び出して土砂を捨てる作業を担当しました。5人一組が一日がかりで何とか6畳間の床下の土砂60センチを撤去することができました。
 たった一日しかボランティア活動が出来ませんでしたが、長期的な支援が必要だと痛感しました。
 ちなみに大雨により地盤がゆるんで崩落した箇所は、植林された木が植わっていた場所が多かったそうです。植林して50年くらい経ている木なのですが、選定も間引きも行われず密集して生えているため、根の張り方が浅くなっているので崩れやすかったのだろう、と地元のボランティアの方々が仰っていました。
 なお、現地の写真を2点ほど貼付します。被災された住宅の様子は撮影を遠慮していますので、山が崩れて流された流木と土砂だけです。
 写真の場所には今回の災害の前までは2軒の住宅があったそうですが土砂等により全壊してしまい跡形もなくなった、と聞きました。 


広島教区浄土宗青年会   会長 佐伯 拓哉


(以上 平成22年8月8日 報告)