宮崎県口蹄疫被害

平成22年4月20日に宮崎県児湯郡都農町で発生した口蹄疫は周辺へ被害を拡大し、感染した家畜を含め199,293頭(6月24日時点)もの大量の家畜が殺処分されました。また、畜産農家及び関連機関・団体への直接被害のみならず公共施設の閉鎖、各種イベント等の開催禁止から地域内の日常生活、学校生活にまで影響を及ぼす事態へと発展しました。

災害発生日2010年04月20日
報告更新日2010年08月03日
全浄青ではこのような状況を鑑み、去る6月28日、口蹄疫被害を支援するため、九州ブロック浄土宗青年会を通じ30万円の義捐金をお送りさせて頂きました。

 全浄青では一日も早く口蹄疫被害が終息し、宮崎県内の畜産農家の皆さまが平穏な日々の生活を心より願っております。それと同時に、殺処分になった家畜などの「いのち」の問題にも真摯に取り組んで行きたいと考えます。

(以上 平成22年6月29日 報告)



九州ブロック浄土宗青年会様から報告をいただきました。

 先日、全浄よりお預かりした義捐金をお届けいたしましたので報告させて頂きます。
 7月21日に口蹄疫被害の中心地にある宮崎県児湯郡高鍋町浄土宗・円福寺において、浄土宗主催による、口蹄疫被害による動物供養法要を宗務総長を導師に厳修されました。
 法要後、総長、総長公室長、宗議会議長、大本山善導寺執事長らと共に宮崎県庁に出向き、義捐金をお届けしました。
 当日は臨時の県議会の為知事に直接お渡しする事が出来ませんでしたので、担当部署の方にお渡してきました。
 県も、浄土宗や全国の浄土宗青年会が今回の被害を気にかけ行動している事に大変感謝されていました。
九州ブロック 田村智彰