ユーザ様からのお手紙 ①

唐沢様からのお手紙紹介

唐沢様とアミちゃん (知恩院にて)
 私たち全浄青の社会福祉貢献事業の一つ、「聴導犬アミちゃん募金」。お陰様で、多くの方にご協力を頂いており、誠にありがとうございます。

 平成十五年にはその一号犬が「アミ号」として育ち、現在は国の補助犬認定試験にも合格して、ユーザー様と共に活躍しています。今回、そのアミ一号と共に生活されているユーザー唐沢様より、アミ一号の近況と、私たち全浄青会員に対してのお礼状が届きましたので、ここに唐沢様からの二通の手紙と共にご報告致します。

(以下、唐沢様のお許しを頂き、本文をそのまま掲載させて頂きます)

 前略 突然の失礼、お許しください。
 私、平成十五年四月貴青年会の皆様の温かいご厚情により育成された聴導犬「アミ」号と生活を共にしている者です。
 一度礼状と思いながら、ご連絡先がわからず、今日まで失礼したこと、深くお詫びいたします。
同封の写真は京都のご本山に御礼の報告にお伺いした折のものです。
 本当に有難うございました。その節お世話になりました諸先生方に、くれぐれも宜しくお伝えください。
 アミと一人一匹、毎日を充実した生活をおくらせていただいていただいております。

合掌



 前略 お手紙、有難うございました。写真等は何かのお役にたちますならばご利用ください。
 一度「アミ」にもご縁に繋がるご本山へと思い、新幹線で京都に行ってきました。
 知恩院の近くに「犬禁止」の御札があり、私とアミの姿を見てすぐ警備員の方が飛んできました。
 アミの補助犬の証明証をお見せし、宗の青年部のご厚志により聴導犬となった事、また名前の“アミ”は南無阿弥陀仏の御名号の中から阿弥の名をつけて頂いた事をお話した処、丁寧に境内を案内してくだされ、写真を撮る事ができました。
 大井町の民間訓練校では非常に良かったのですが、国(厚生労働省)が表面に出てきてから、私に言わせれば相当問題点もあります。
 国の認定試験(平成十六年十月十八日)には無事合格。聴第六号犬として認められました。(まだ全国で十数頭との事)
 聴導犬以外の日常生活、食事電車やバスのマナー、エスカレーター等々、下手な人間より立派です。本当に有難うございます。

合掌